データの流れ

本研究プロジェクトおよび関連研究において脳MRIデータはCRHDとHARPプロトコルを用いて取得され、XNATサーバーシステム(https://www.xnat.org/)を用いて保管、前処理、共有されています(図5)。先行の多施設研究 (Iwatsubo et al., 2018; Yahata et al., 2016; Yamashita et al., 2019) により、本プロジェクトではいくつかのデータセンターがすでに利用可能でした。G1-1発達期プロジェクト (G1-1D) および成人期プロジェクト (G1-1A) で取得されたMRIデータはATRのXNATサーバーに送られ、臨床データは東京大学IRCN (UTI)に送られています。高齢期プロジェクト (G1-1S) では、全てのデータがNCNPに送られています(Iwatsubo et al., 2018) 。トラベリグサブジェクト (TS) データも破線で示すようにATRのXNATサーバーに送られています。XNATサーバーにアップロードされる際、DICOMに含まれる個人情報(すなわち名前や誕生日など)はXNATの匿名化スクリプトを使用して自動的に削除されます。個人情報が完全に削除されているかを最終的には手作業で確認した後、Amazon AWSを用いて全ての匿名化されたMRIデータを理化学研究所 生命機能科学研究センター (BDR)と共有し、その中ですべての画像の前処理を行っています(前処理パイプラインの項を参照)。前処理が行われたデータはサーバーに送り返され、制限範囲内(国際脳参画機関など)でアクセスすることができる。品質管理(QC)の後、前処理済みのMRIデータとデモグラフィックデータシート、臨床データシートは、共有サーバーに保存されます。すべてのデータがバックアップサーバーにも送信され、安全に管理されます。

Data storage, preprocessing, quality check, and data sharing.

(References)

  • Iwatsubo, T., Iwata, A., Suzuki, K., Ihara, R., Arai, H., Ishii, K., . . . Alzheimer’s Disease Neuroimaging, I. (2018). Japanese and North American Alzheimer’s Disease Neuroimaging Initiative studies: Harmonization for international trials. Alzheimers Dement, 14(8), 1077-1087. doi:10.1016/j.jalz.2018.03.009
  • Yahata, N., Morimoto, J., Hashimoto, R., Lisi, G., Shibata, K., Kawakubo, Y., . . . Kawato, M. (2016). A small number of abnormal brain connections predicts adult autism spectrum disorder. Nat Commun, 7, 11254. doi:10.1038/ncomms11254
  • Yamashita, A., Yahata, N., Itahashi, T., Lisi, G., Yamada, T., Ichikawa, N., . . . Imamizu, H. (2019). Harmonization of resting-state functional MRI data across multiple imaging sites via the separation of site differences into sampling bias and measurement bias. PLoS Biol, 17(4), e3000042. doi:10.1371/journal.pbio.3000042
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