普及教育

BMB HBMでは、多施設共同研究を前提として、個々の研究機関の特徴を生かしてもらうための普及啓発、若手教育活動を行っています。

これまでのMRI研究は、研究グループごとにMRI計測手法を設定したり、画像前処理、統計解析が行われていました。解析者および研究グループ内での実施となるため、解析技術にムラがあり、多施設共同研究を考えたときにその精度や技術力にばらつきがありました。そもそも、脳画像自体が機種間差が大きく解消も困難であったため、施設間での解析を前提とした検討はあまりされてきませんでした。しかし、国際脳プロジェクトによってこれらの懸念は解消に向かいつつあり、臨床脳画像研究者(ここでは臨床脳画像研究を行っているが、脳画像解析技術を専門としてはいない研究者を指す)のエフォートは小さくなり、より各研究者の特徴を生かした大規模解析に注力できるようになりました。

一方で、この変化を把握する機会が十分にはありません。脳画像解析専門家が現在持ちうる解析技術を共有し、BMB HBMデータに合った画像解析技術を提案すること、臨床脳画像研究者が最新の画像解析でわかることを把握した上で各専門の領域に落とし込むこと、両者の意図を把握した上でタイムラグなく大規模解析へ持ち込むデータマネージメントを行うこと、この3つが連動する場が必要です。

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